トラックといっても軽トラからダンプまで様々な種類や大きさのものがあり、新車で購入する場合も軽トラなら100万円程度から買えますが、10トンから20トンの小型トラックでも1、000万円以上で大型となると1億円に近い費用が掛かってきます。ただ需要が高く生産量も多いものもあれば生産数の少ないものもあり、価格帯は用途によっても変動するので、はっきりとした相場を提示できるものではないのです。それでもトラックを持たないと仕事ができないという業種も多いので、中古車を活用することもよくあります。そのため、専用の買取業者もたくさんあります。
買取査定の一番のポイントは、「車台番号」です。車台番号は一台一台につけられている番号で17桁の英数字です。車両の種類やグレード、製造場所などがわかるようにつけられるので、売買や盗難に遭ったときなどトラックの情報を知るためにとても重要なのです。その車台番号がはっきりわからなければ査定額も決めにくくなるので、きちんと見えるように残っていることが査定の一番のポイントとなります。
次にポイントは、エンジンの様子です。一般車両と違ってトラックの場合乗車席の「キャブ」を開けないと確認ができないので、点検や整備をする機会が少なくなる可能性があるため注意が必要なところです。それに長時間運転をするので、運転席や乗車席が快適であることが重要です。汚れや臭いが少ないほうが買取しやすいので、きれいにしておくことも大切です。